杢保小児科医院(小児科・アレルギー科・予防接種) 〒762-0082 香川県丸亀市飯山町川原972-1 TEL:0877-98-2010

こどもの病気|杢保小児科医院(もくぼしょうにかいいん)小児科・アレルギー科・予防接種

こどもの病気とケア

ポリオワクチン
 ポリオはポリオウイルスの感染で起こる麻痺(まひ:体の一部が動かなくなる事)を起こす病気です。そのため「小児麻痺」とも呼ばれています。

 感染から発症までの潜伏期間は4〜35日間で、90〜95%は症状が出ずに終わり、4〜8%は胃腸炎やカゼのような症状が出てそのまま治ります。0.5〜1%が無菌性髄膜炎になったあと麻痺を伴わずに治り、約0.1%がカゼの様な症状の後に麻痺を残します。

 日本では、生ワクチン以外の野生株によるポリオの発生は1980年を最後に見られていませんが、生ワクチンを接種した子どもと、その便を介しての感染が報告されています。発生は100万人接種に当たり1.5人です。そのため今までの生ワクチンではなく、不活化ワクチンがH24年9月から接種されることになりました。その後同年11月からはポリオ単独に加え4種混合ワクチンとしても接種されています。

 ポリオは海外では今もなお流行している地域があり、海外との行き来の多い現代ではまだまだ気をつけないといけない病気です。必ずワクチンを受けるようにしましょう。

 また、昭和50-52年生まれの人は、ポリオウイルスに対する抗体保有率が低く、その年齢にある方は再接種をお勧めします。かかりつけ医で相談しましょう。

 子どもさんのワクチンは全て保護者の責任のもと接種する事となっています。接種忘れの無いように、かかりつけ医とも相談しながらすすめて下さい。

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