杢保小児科医院(小児科・アレルギー科・予防接種) 〒762-0082 香川県丸亀市飯山町川原972-1 TEL:0877-98-2010

こどもの病気|杢保小児科医院(もくぼしょうにかいいん)小児科・アレルギー科・予防接種

こどもの病気とケア

赤ちゃん家庭の非常袋
 2011年3月の東北関東大震災は言葉にならないほど深刻なものでした。

 「もしも・・・」は誰もが考える事ですし、いざという時の準備はしておかないといけません。ですが実際に防災準備をしようと思っても、不安ばかりが先走りしてどうしたらいいのか悩みます。そこで、赤ちゃんがいる家庭では一般的な準備に加えて何を非常袋に入れたらいいのかを考えてみました。

 まずは、普段から使っているオムツ(おしりふき)やミルクです。オムツはかさばりますので旅行用圧縮袋に入れるといいでしょう。ミルクは小分けしたスティックに入った物がお勧めです。水ももちろん必要ですが、これは赤ちゃんに限りませんね。離乳食も必要です、フリーズドライの物を中心に用意するのがいいのではないでしょうか。ポカリスエットの粉末もあるといいと思います。ほこりを避けるために子供用マスクもあるといいでしょう。これは、小さな赤ちゃんには窒息の原因にもなりうる事を知ってその上で状況をみて使用を考えて欲しいと思います。あと、子どものいる生活の常備品として浮かぶのは、熱冷ましの座薬です。ところが座薬は冷所保存が必要です。そこで常温保存できる粉末の解熱鎮痛剤を受診時にもらっておくといいですね。また、ふだん飲んでいる薬がある場合はその薬を2週間分は持っておきたいものです。オムツかぶれや虫さされに使える塗り薬もあるといいでしょう。

 ここで大切なのは、赤ちゃんは成長する事です。オムツはサイズが変わります。サイズアップした時は、非常用のオムツも入れ替えましょう。薬も成長に伴い量が変わります。半年に1回は入れ替える事をお勧めします。また、ミルクや非常食も消費期限を書き出しておいて切れる前に入れ替えましょう。

 この事を参考にして、ご家族として何を準備するかを是非相談して下さい。

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