杢保小児科医院(小児科・アレルギー科・予防接種) 〒762-0082 香川県丸亀市飯山町川原972-1 TEL:0877-98-2010

こどもの病気|杢保小児科医院(もくぼしょうにかいいん)小児科・アレルギー科・予防接種

こどもの病気とケア

こどもの体格 
 こどもの体格は気になるものですね。大きい子がいれば小さい子もいます。周りを見ても仕方ありません。まずは標準と比較してみましょう。

 母子手帳に成長曲線グラフがあるのをご存知でしょうか。すこし後の方に、男女別に成長曲線が描かれています。成長曲線の表にはこの範囲にあれば心配ないですよという色の付いた帯が描かれています。その成長曲線に分かる範囲で今までの身長の点を入れてみて下さい。

 生まれた時の身長がその帯より下から始まっていても帯の下の線を越えて成長が追いついているなら全く心配ありません。点が成長曲線の帯より下にあり、下の線から離れていく時は心配です。

 身長が低くなる病気はたくさんあります。骨や軟骨の病気がかくれている事もあれば、成長ホルモンが十分出ない病気もあります。また、お父さんやお母さんから受け継いだ体質なども関係してきます。(他にも色々な原因が考えられます)

 小さく生まれて2〜3歳までに成長が追いつかないときや、生まれた時は成長曲線の帯の中にあったのに、帯から外れてしまい、下の線から離れていくようなら、一度お子さんの成長曲線を持って小児科を受診し相談される事をお勧めします。

 小さいと心配されていても成長曲線の帯の中に点があるのでしたら、まず問題ありません。ご安心ください。

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