杢保小児科医院(小児科・アレルギー科・予防接種) 〒762-0082 香川県丸亀市飯山町川原972-1 TEL:0877-98-2010

こどもの病気|杢保小児科医院(もくぼしょうにかいいん)小児科・アレルギー科・予防接種

こどもの病気とケア

アタマジラミ
 シラミなんて動物にいるものもしくは戦時中の不衛生だった頃のものだと思っていませんか?

 ところが、今、集団(保育園・幼稚園・小学校・習い事)で帽子の共用や、接触などからアタマジラミがどんどん広がっています。決して不潔にしているからでは無いのです。

 アタマジラミは、頭髪に寄生し、卵の大きさはおよそ1ミリで、成虫の大きさは2〜4ミリです。成虫も幼虫も頭皮から血を吸って成長します。血を吸う時に唾液を注入し、それが元で痒みが出ます。メスは髪に卵をくっつけて産み、どんどん増えていきます。卵を髪にくっつけるために頭髪に白いロウの様な物を付けます。これは、卵が無くなっても取れずに残り、手でしごかないと取れません。これには感染性はないので、駆除したあとに残っていても問題ありません。

 駆除の方法ですが、残念ながら病院からは薬はでません。薬は頭にまぶす粉や専用シャンプーがありますが、薬局で購入する形になっています。また、昔ながらの“すきぐし”を使って虫を取るのも有用です。

 アタマジラミを持ってしまった子どもさんがまだ小さい場合は家族の方ももらっていないかどうか、お互いにチェックしてください(耳の後の頭皮に多いようです)。駆除はアタマジラミが見つかった人と不安な方もみんな一緒に行って下さい。予防はお友達と帽子を共用しない位しかできませんので、その後は時々頭皮をチェックするようにして下さい。

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