杢保小児科医院(小児科・アレルギー科・予防接種) 〒762-0082 香川県丸亀市飯山町川原972-1 TEL:0877-98-2010

こどもの病気|杢保小児科医院(もくぼしょうにかいいん)小児科・アレルギー科・予防接種

こどもの病気とケア

喉頭炎(こうとうえん)
***喉頭炎って何でしょう***

 喉頭(こうとう)とは、のどの奥の気道(空気の通り道)と食道(食べ物の通り道)に分かれる場所の名前です。それより奥が気管になります。喉頭には声を出す声帯があります。そこが腫れると声がかれたり、犬が吠えるような又はオットセイが鳴くような変な咳が出ます。そして息を吸う時に音がしたりゼーゼー聞こえたりします。喉頭は気道の中で一番狭い所ですので、腫れが強いと息苦しくなります。

 喉頭炎を起こす原因は、風邪のようなウイルスであったり、ばい菌であったりと様々です。

***どうしたらいいでしょう***

 喉頭炎は息が吸いにくくなる病気です。時には眠っていて突然におこる事があり、パニックになる事もしばしばです。そんなときは、まず抱っこして落ち着かせる事が大切です。落ち着いてゆっくり息を吸えば苦しくなく吸えるようになります。いずれにしても苦しそうなら救急外来を受診するようにしましょう。ここで大切なのは、受診した時に子どもの症状をしっかり整理して伝える事です。診察を受ける時にはケロリとしていて、分かってもらえない事がよくあります。治っているのではありません。どういう状態だったのかをしっかりと見て、受診時に伝えるようにしましょう。

 外来では、喉の腫れをひかせる吸入があります。呼吸困難が強い時には、入院治療が必要な事もあるでしょう。診察を受けて適切な治療を受けるようにしましょう。

 まれに繰り返す事があります。そのような時には、かかりつけの先生と相談し、何か持っておける薬はないか相談しましょう。

 小さいうちは気道が狭いので、少し腫れただけで苦しくなります。大きくなるにつれ、起こしにくくなっていきます。また、息を吸うときの息苦しさが出るのは喉頭炎だけではありません。息苦しい時は必ず病院を受診するようにしましょう。

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