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こどもの病気|杢保小児科医院(もくぼしょうにかいいん)小児科・アレルギー科・予防接種

こどもの病気とケア

熱性けいれん
***熱性けいれんとは***

 発熱に伴っておこる「けいれん(痙攣)」で、他に痙攣の原因となる病気の無いものをいいます。1歳台に一番多く、5〜6歳位までに自然とおこさなくなっていきます。

 熱性痙攣は決して特別な事ではなく、子どもの7〜8%でみられます。また、3分の1の人が、繰り返すと言われています。

 痙攣は、多くの場合、2〜3分でおさまり、後に後遺症を残す事はありません。

 ですが、我が子が目の前で痙攣(急に意識が無くなり、白目をむき、呼びかけても反応せず、手足をガクガクと動かし・・・)をおこして平気でいられる方はいないでしょう。

***もし痙攣したらどうしたらいいの?***

1)落ち着きましょう

ほとんどの場合痙攣は2〜3分でおさまります。身の周りに危ない物がないようにして、顔を横に向け、寝かせてあげましょう。

2)口の中には何も入れない

以前は、舌を噛まない様に口の中にタオルを入れてと言っていましたが、これは、絶対にしてはいけません。痙攣の時に、吐く事があります。口の中に何かあれば、吐物が出せずかえって危険です。

3)持続時間を確認しましょう

落ち付いて時計を確認してください。ちょっとの時間が長く感じられるものです。痙攣がどのくらい続くかは分からないので、10分以上続く時には、救急車を呼びましょう。不安でたまらない場合は、10分待つ必要はないでしょう。

4)目がどちらかをにらんでいないか、痙攣の動きに左右差が無いかを見てください

病院を受診した時に、それを、伝えて下さい。

 また、熱性痙攣は、熱でおこった症状ですので、熱の原因ではありません。原因となった病気の治療が必要ですので、診察を受けましょう。10分以内の痙攣で、一回だけで終わり、痙攣後の様子が普段とそう変わりなければ、おこしたのが夜であれば、翌日の受診で問題ないでしょう。子どもの様子がいつもと違っている時や、何度も繰り返す時、痙攣後の手足の動きが悪い時には、夜間でも救急受診しましょう。

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