杢保小児科医院（小児科・アレルギー科・予防接種） 〒762-0082 香川県丸亀市飯山町川原972-1 TEL：0877-98-2010
- じんましん
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赤く盛り上がったかゆい疹で、時間とともに消えるのが「蕁麻疹（じんましん）」です。蕁麻疹が出た経験は、多くの方がお持ちだと思います。
蕁麻疹は、出ても数時間で消え、あまり気にならない事もありますが、時に数日・数カ月続く場合があります。痒いのは誰しもイヤです。まずはかかりつけの病院で診てもらいましょう。直接疹を見てもらえなくても、説明で十分でしょう。不安なら、写真に撮って行くと良いでしょう。
＊＊＊蕁麻疹はなぜ出るのでしょう？＊＊＊
まず、蕁麻疹が出る体質を持つ事。その上に、風邪や下痢などの体調不良・ストレスなどが引き金を引いて出ます。残念ながら一般的なアレルギー検査では原因はまずつかめません。
よく食べ物が疑われますが、食べ物が原因であれば注意深く食生活を見直せばある程度は見当が付くでしょう。いつもは食べても支障ないのに、体調が悪い時だけに出るのが蕁麻疹の特徴です。
原因は、一人一人で違います。何が原因か分からない事もしばしばです。
＊＊＊どうすればいい？＊＊＊
今は、安全性の高い薬がたくさん出ています。合う薬を見付け、いつ出ても対処できるように常備するようにしましょう。また、一般的に蕁麻疹は体が暖まると出やすくなりますので、食べたり・走ったり・お風呂に入ると疹は増えます。蕁麻疹が出ている時には、香辛料など体を温める食品を控え、湯船につかるのはやめ、低い温度のシャワーですませましょう。この時、からだはゴシゴシこすらず、優しく手で洗って下さい。寝入りばなもかゆくなりがちです。アイスノンをすると少しは違うでしょう。（変わり者の寒冷蕁麻疹は冷やす事で増えます。よく観察して判断して下さい。）
